鉄道で刃物などの持ち込みは?正しい保管方法は?

交通

こんにちは。

鉄道(JRや私鉄・地下鉄など)では危険物を指定しており、持ち込みの禁止などに指定しております。

最近はキャンプなどでナイフを使う為、移動で電車を使用する方も多くなってきました。そういった場合、どう保管して移動したらよいのか?

今回はそちらをお伝えしたいと思います。

ここでお断りですが、不要な刃物や危険物の持ち込みは避けてください。こちらの紹介はそういった持ち込みを推奨するものではありません。ご理解ください。

危険物の持ち込みはいけませんよ。

ちなみに電車で持ち込んではいけない物は・・・

ちなみに電車にはナイフの他に持ち込んではいけないものがあります。

下記のものが挙げられます。

  • 弾薬やダイナマイトなどの火薬類
  • プロパンガスなどの高圧ガス
  • マッチや花火などの軽火工品
  • ガソリン・灯油などの可燃性液体
  • 酸など(硫酸・塩酸)
  • クロロホルムや農薬などの毒類
  • 漂白剤や洗剤等 爆破や破裂の可能性がある液体など
  • ハサミやナイフ、鋭利なもの
  • 蓋を閉めていない高温のコーヒーやお茶など

上記のポスターにもある通り、それらが電車の中に持ち込めないものとなります。マッチや花火も危険物になっておりますので、電車に乗る際には十分注意してくださいね。

ナイフなど刃物の持ち込みについて

6㎝以下のナイフ類、もしくは刃渡り6㎝以上15㎝以下の短刀や出刃包丁までは持ち込みする際の注意を説明します。

下記のルールを守る事が大前提になります。また刃物を不要に持ち込むことをお薦めしているわけではありませんので、あらかじめご理解をしてくださいね。

特に刃渡り6cmを超えるものは意図的に使わないしても、なんらかの事故で大きな殺傷などにつながる可能性があります。

十分な保管をして移動する必要があります。

梱包方法の具体的には・・

・刃先をケース(革製、プラスチック製)に収納する。刃先を段ボールなどで覆って刃物全体を新聞紙等で包装する。持ち運ぶ際に刃物が飛び出さないよう丈夫な袋や箱、カバンにしまっておく。

・小売店等で購入した際の梱包状態で保持する。

といった対応を取る必要があります。

6cm以下でものナイフなども大変危険ですので、所持には上記の内容を守った所持が必要となります。

ちなみに刃渡りが15㎝以上になると、刀剣類になるので銃刀法第3条第1項により、原則として所持そのものが禁止されております。


※国土交通省のサイト

「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン 」

を参考にさせていただきました。ありがとうございます。またこちらの詳細を参考していたただくと幸いです。

包丁を持ち込んで、大騒ぎになったことも

2023年6月の事です。

JR新宿駅で「刃物を振り回している男がいる」と110番通報があった騒動。車内やホームでパニックなり、大騒動になりました。

この模様を動画で見た方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、真相は・・・

包丁男の正体は、料理人で勤務先を辞めて包丁をふきんのようなものに包んでいたけど、眠ってしまい包丁を落としてしまった」とのこと。

しかしまわりの乗客が包丁を落とし、それを見た乗客がパニックになり「包丁を振り回している」「火をつけた人がいる」など、事実とは異なる声が広がり、大騒ぎになったというものです。

原則、JR東日本では刃物の持ち込みは禁止。梱包されたものに関しては持ち込みが可能。他の私鉄なども同じようなルールを設けています。

ですので、不要な刃物を持ち込みはさけてください。持ち込む際は、必ず上記で述べた通り、梱包やすぐに刃物が飛び出ないように対策をして保管する必要があります。

まとめです。

ナイフなどを電車に持ち込み場合は

丈夫な素材(皮製)のさやに閉まっておき、刃物を梱包、ケースに閉まっておりバックなどの奥にいれておく。

すぐに刃物が飛び出してきたり、使用できないようにしておくことです。

上記でも述べましたが、必要のない刃物の持ち込み、持ち運びは絶対しないようにしてくださいね。

それでは。

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